# VSCodeでのNode.jsのデバッグ VSCodeは標準でNode.jsのプログラムのデバッグを行うことができます。 VSCodeでNode.jsのプログラムのデバッグを行うには、Auto Attach (自動アタッチ)を使用します。 設定を変更し、Node.jsで起動したプログラムにアタッチして、デバッグを開始します。 デバッグを行えるようにすることで、ブレークポイントを指定して処理の流れを確認したり、そのときの変数の内容を確認したりすることができます。 ## 自動アタッチ設定 設定から、Debug › JavaScript: Auto Attach Filter (`debug.javascript.autoAttachFilter`) を変更します。 `smart` を選択すると、VSCodeターミナルからNode.jsのプロセスを実行したとき[`--inspect`](https://nodejs.org/ja/docs/guides/debugging-getting-started/)スイッチが有効化され、自動的にデバッグを開始することができます。 自動アタッチを行うにはVSCode内のターミナルを使用しなければなりません。 また、Auto Attachを有効にした後、ターミナルを一度再起動する必要があります。これは、ターミナルの右上にある ⚠ アイコンをクリックするか、新しいターミナルを作成することで行えます。 ## ブレークポイント Node.jsで実行するプログラムのコードをVSCodeで開き、行番号の左の部分をクリックしてブレークポイントを作成できます。 また、もう一度その部分をクリックすることでそのブレークポイントを削除できます。 ブレークポイントを作成すると、VSCode内のターミナルからNode.jsでそのプログラムを実行するとき、そのブレークポイントの行で処理は一時停止します。 このようにして、VSCodeでNode.jsのプログラムのデバッグを行うことができます。